昨日、ちょうど雨の晴れ間になった夜、阿倍野神社で「薪能」が催されました。
この阿倍野神社、わたくし6歳の頃、ここの境内の中にある阿倍野幼稚園に通っていたのです。
小学校1年生になって池田市に引っ越して20年。
子供の頃の思い出は殆ど池田市なのですが、この神社の幼稚園の思い出は結構強烈だったのです。
神社の大きな階段はうっそうとした樹木に覆われて、いつも湿った落ち葉が積もっていました。
とってもとっても大きな階段だったのに、今見るとごく普通の階段・・・。
神社の境内は粘土質で、雨が降ると雨靴が突っ込んで抜けなかったりして・・・。
総の付いた黒い角帽が制帽で、カッコ良かったんだ・・・。
50年以上を経て、あの幼稚園は跡形もない。
境内はきれいな玉砂利が敷かれて、雨上がりでも足元はぬかるまない。
でもあの本殿は、あのときのまま・・・だろうね。
黄昏時からくべられた薪が、闇の中に炎をゆらめかせて、
横笛の音が空間を引き裂き、小鼓、大鼓がそのほころびを柔らかく縫い合わせて行くようで・・・。
本殿の前の能舞台では翁と媼の二体。
50年の時も一瞬の間に通り過ぎたかのように・・・。

1 件のコメント:
可惜,無法看日文(有我也不?),語言不通…
what a pity i can read certain chinese characters only from your blog, otherwise it would be good that we can exchange views...
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