2009/07/21

盆踊り

小さい頃、夏休みに出掛けた先で盆踊りがあると、輪の中に入って勝手に踊っていたらしい。
三つ子の魂百迄と、相変わらず踊りは何でも好きだけど、正式に盆踊りの振り付けを習ったことがなかったような・・・。
民踊というと、ジャズダンスをしている人間から見るとどうしても婆臭い(失礼!)感じがして、
なるたけ近寄らないようにしていたけれど、とうとう捕まっちゃった。
(オーバー還暦、いわゆるオバカンなれば、正真正銘「婆」で、臭いどころじゃないか・・・)

で、地元の民踊のグループのリーダーにこの4月から習って約4ヶ月。
レパートリーも10曲を超えるぐらいになり、この土曜日18日に盆踊りデビューしました!
地元の小学校の盆踊りは河内音頭の音頭取りさんと三味線、太鼓の生演奏なので、
流れる曲も河内音頭一色。
手踊りと豆かち(手を叩く振り)と手流しの3種類の振り付けで、河内音頭を踊りまくりました。
もう一つ、河内音頭にはロックバージョンの振り付けがあるので、これからそれも仕入れたいな・・・と。
これは、若い子達独特の振り付けで、走り回り〜の動き回り〜の、の激しい踊りらしい。

私は、盆踊りの前にジュースやビールの販売ボランティアをして2時間半立ちっぱなし。
その後1時間踊りっぱなしで、もう足が棒になってしまい、9時には退散させてもらったけれど、
踊り連の年配の人達は、10時のお開き迄踊りまくって頑張ったそうな。

これからの盆踊りシーズン、彼女達は連日櫓のはしごをして、踊りまくるんだって!
婆臭いなんて言って、ごめんやで〜☆ ほんま、パワフルなお姉様方ですっ☆

2009/07/20

それからの村上さん

図書館の村上さんの棚を見ると、あるわあるわ、龍さんと二分するかのように幾多の本。
こんなにあったんだ・・・と、今更ながら、知らなかったことに対するかすかな後悔。
ま、本も出会い、縁のものですから・・・。
時節柄、春樹さんの本はかなり貸し出されている模様。
小説にはまだ手を出さず、やっぱりエッセイ集に。

村上朝日堂関連の「はいほ〜!」と「うずまき猫のみつけかた」。
年代別にいろいろ読み重ねていくうちに、初期のものより欧米諸国を移り住み、各地を放浪し、
経験を積んできた1990年代辺りからのものが、私には面白く感じます。
春樹さんはねじまき時計とか、ねじまき鳥のように、ねじ巻きが好きらしい。
それと、井戸。
異界の世界の出入り口かのように、井戸をよく使う。

今「アンダーグラウンド」を読んでいます。
地下鉄サリン事件の2年後、後遺症で職場から退職を余儀なくされた方の奥様の投書を偶然読んだ春樹さんが、
事件と退職との二重の被害を許す社会への違和感から、被害者のその後をインタビューしてまとめた本です。
総勢60名の思いの丈を出来るだけ忠実に再現されたこの本は、2段構え727ページ、厚さ5センチの
かなりのボリュームですが、一人一人の被害者の語る言葉は、それぞれに状況も違えば性格も違い、
仕事も環境もそれぞれの生活も違うので、飽きることのない重層的な味わいをもたらしています。
けれど、軽重はあるにせよ被害者皆一様に、精神的身体的後遺症を抱えていることは、
その事件の怖さを改めて思い起こさせます。

2009/07/06

「NINAGAWA十二夜」

5日日曜日、大阪松竹座にて「NINAGAWA十二夜」の初日を見て来ました。
蜷川さんと聞いたら、きっと何かあっと言わせる仕掛けがあるやろな〜という期待感が湧いて来ます。
以前見た平幹二朗主演の「王女メディア」も斬新な演出で今でも印象に残っていますから・・・。
それも歌舞伎でシェイクスピアをやるというのも、好奇心がくすぐられます。
そして主演が菊五郎・菊之助という、きれい系親子ですから・・・。
それもシェイクスピアの本場、ロンドンでの公演で成功をおさめた凱旋公演というのですから・・・。

 幕が引き開けられた時から観客席はざわめきました。
上手に座っていたのでそのざわめきの訳は幕が半分位引かれた時に納得しました。
舞台は全面鏡で、観客の姿が全部映り込んでいたのです。
舞台美術の絢爛豪華さは息をのむばかりです。
舞台上で合わせ鏡が置かれているのか、永遠の奥行き感が演出されていました。
菊五郎はんはもちろん美しく、双子の兄妹の二役を演じるのですが、
男が女形になって女役をするんだけどその女役が男装するという設定なので、ねじれにねじれた役どころ。
なかなかに複雑な役を見事に演じ分けていました。
踊りがとても素敵です!

出色は亀二郎はん!
話を複雑に絡めてしまう張本人の腰元を、思い切った動きやおどけた表情で舞台を活気づけ、
芸達者ぶりを見せてくれていました。
この頃はテレビのクイズ番組などで博学ぶりを披露していますが、決して美形ではないけれど、
なかなか存在感のある役者さんです。これからが楽しみですね。
翫雀はんもコミックな役どころにぴったりのイキイキした印象で、とってもキュートでした!
こんな翫雀はん、好きです。

ロンドンの劇場へ、言わば道場破りに行った一行の結束感みたいなものが感じられる熱い舞台でした。
「十二夜」はロマンティックコメディーで、ドタバタ喜劇風ですが、
シェイクスピアのシリアスなドラマを、歌舞伎の重厚な、そして美しい様式美でメリメリと演じたら
どんなんかな〜とまたまた期待が膨らむのでした。

2009/07/02

その後の村上さん

エッセイ集やらブログ集やら、春樹さんにどっぷりはまっています。
「スメルジャコフ対織田信長家臣団」とか「村上ラヂオ」とか・・・。
こんなに面白い作家だってもっと以前に感じていたなら、彼の作品にももう少し根気強く対応できていたかも・・・。
村上トレーニングは成功してるってことかな?
あと、「辺境・近境」という旅行記も待っている。
それからぼちぼち、小説も一冊づつ攻めて行こうかなって・・・。

一時代前の小説家といえば、着流し姿の芥川龍之介や太宰治、川端康成といった破滅的な雰囲気を備えた
繊細な神経の持ち主をイメージするし、
英国製のツィードの背広に蝶ネクタイのハイカラな夏目漱石も、うつの濃度が濃いですね・・・。
ふつうの温厚なヒトは小説家になどなれないって、感じ。

ところが春樹さんは、健康でスポーツマンでごくふつうの市民感覚の持ち主であるような気がします。
アメリカかぶれのところも、戦後生まれらしく違和感ないし・・・。
ほんま、春樹さんは同窓会で久しぶりに会った男の子ですね。
どんどん興味が湧いて来ました!