次男が借りていた本を又借りして読んだ。
久世ディレクターがTV化を手がけようとしていた矢先、亡くなった・・・という話は聞いていた。
リリーフランキーさんも、どこかで聞いたようなような名前ぐらいの程度。
でもタイトルにそそられてたのね。
オカンやオトンは、ママやパパ、お母さんお父さん、と友達の前で発するのが恥ずかしくなってくる年代の子が、
いつの間にか言っている関西以西の地方の呼び名だ。
リリーはんと一人息子に対する献身的な深い愛情を注ぐオカンとの二人暮らしの物語なのだが、
時々節目にフラッと現れる、ずっと別居していたオトンも又、強烈な存在で、
三人の微妙なトーンが綾なされて、泣けて来たり笑けて来たり・・・。
オカンも単なる息子への献身的な母親像だっただけではなさそうな、ある幼い頃の記憶。
そして、息子として長年見て来たオカンとやっぱり違った姿、オトンとの深く静かに流れていた密かな夫婦愛・・・。
地味な紬の織の中に、所々強烈な深紅の糸が裏から表に躍り出ているような、オカンの生涯。
これだけ息子に愛されるオカンというのも、そうザラにはいないやろね・・・。
私自身、母親をしながらも、自分のしたいことはして来たから、ここまで献身的に子供等を愛して来たか?と問われれば、
ちょっと恥ずかしい気持ち。
でも、程度の差はあれ、世のオトン、オカンの子供等に対する気持ちはおんなじやと思うよ!

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