2008/04/08

京の桜

先週の土曜日はお天気にも恵まれ、桜も丁度見頃とあって、
JR京都駅に下り立った時は、ちょっとゾッとしました。
これだけの人がわんさか京の街に押し掛けたら、どないなるねん?と我が身を棚に上げて・・・。
例年の名ツアコンの下に集結したオフ会メンバー、
静岡、名古屋、富山、山口、岡山それぞれの土地の名産品を携えての一年ぶりの再会です。
私はもちろん、Hデパ地下のイカ焼き持参!
デパ地下オープン前に並んで買い求めた、なにわの粉もん人気ナンバー1のヤツです。

京都まにあの名ツアコンは、いつもどっと人が押し寄せるガイド本のネタのようなところは避けて、
穴場の桜を探し求めていつも研究してくれてはります。
今回は洛西の北辺り、先ずは広沢の池。
のんびり鄙びた景色が、とてもうららかでした。
池の向こうには五山の送り火・鳥居の型に焼けた小さな山と高い愛宕山が霞んでいます。
そして広沢の池の近く、桜守の佐野藤右衛門さんの自宅と公開されているお庭へ勝手に散策です。
桜の品種保護の為に全国から集められた桜が、造園業を営む庭に種々の木々と共に植えられていました。
サクラ…と言えばソメイヨシノを思い浮かべてしまいますが、それは江戸時代からのことで、
それまでの時代には様々な山桜やしだれ桜のことを桜と言ってました・・・と名ツアコン。
京都人にとって、「ソメイヨシノは桜やおまへんで〜」と言うところやそうです。

そう言われるだけあって、ほんに御室の仁和寺、龍安寺と歩を進めていくうちに、
上品で匂やかな山桜や、愛らしい紅枝垂、白く爽やかな九重桜と様々な色合い、
咲き具合の桜に出会い、うっとりとろけそうになりました。

ソメイヨシノの一斉に咲いて一斉にパ〜っと散ってしまう呆気なさ、単純さが、
何だかアホ臭くなってしまうのですよ。
相変わらず京の千年の文化と伝統を固持している京都人の、
趣きの底深さ、色とりどりの複雑さが桜に託されているように感じました・・・。

意外なのが、石庭で有名な竜安寺。
ストイックな石と砂だけの方丈の庭が、春の桜の時期だけとても華やかな彩りの庭になります。
石庭の塀の向こうの紅枝垂とソメイヨシノの2本の桜が、塀越しに枝をたわわに垂れて見せてくれています。
ソメイヨシノは満開、枝垂は七分咲きと、見頃の時期もややずれて、来週も又違った趣きを見せてくれるはず・・・。

京の桜は時間差で色々な桜が咲いて、まだまだこれからが見頃です。

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