2007/09/29

豊臣期大坂図屏風

オーストリアのエッケンベルグ城博物館蔵の「豊臣期の大坂図屏風」をめぐり、
朝日・大学パートナーズシンポジウムが大阪産業創造館で開かれました。

ドイツ・ケルン大学の日本美術史が専門のエームケ教授、エッケンブルグ城博物館のカイザー主任学芸員、
大阪城天守閣研究の北川副主幹、元京都国立博物館京都文化資料センター長の狩野教授らの
それぞれの専門の立場からの推論と意見交換が、とても興味深くて面白いシンポジウムでした。
17世紀の大坂図屏風が、インドを経てはるばるオーストリア・ハプスブルグ家にまで渡り、
壁面に飾られていたと言います。
どの時代の大坂城が描かれているのか?いつ描かれたのか?誰が描いたのか?
描かれている内容を一つづつ検証しながら、各氏が推論を説いて行く過程は、
ミステリーを解いて行く面白さでした。
住吉大社や天神橋、天満橋、船場、大坂城の周りのなじみのある町の風景が四季を通じて描かれています。

はるか遠くオーストリアのお城の博物館に眠っている大坂図屏風に、
400年後の大阪市民として少なからぬ縁を感じてしまいました・・・。

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