2009/06/07

大津能楽堂にて

5年ぶりに、三井寺の傍の伝統芸能会館の能楽堂を訪ねました。
レイさんのダンス公演「言舞」の舞台です。

 今回は「河童と若旦那」の狂言廻しが物語を案内する中、
レイさんのダンスと秦理絵さんのオイリュトミーの舞いのコラボが繰り広げられていきました。
ドイツのシュタイナー学園の正式のオイリュトミストとして活躍されている秦さんの舞いに
とても興味を持って臨みましたが、踊りの根は、みんな同じだと言う思いを強くしました。
各々の出身の踊りのジャンルで、ジャズダンスとか、コンテンポラリーとかオイリュトミーとかの
名前はつけられていても、踊り手の思いを体で表現する・・・といった根本の根は、みんな同じだと。


レイさんの踊りのテーマは、いつも天と地をつなぐ舞いです。
悠久の宇宙と、地に儚い命を紡ぐ生あるものたちとの関わりが、笙や芋(う)の雅楽や土笛の音楽にのって、
不思議な音空間、温かい唄空間が醸される中で、舞われていきました。
限りある生を、素直に受け止めて行けばいい・・・と、大いなるものに優しく包まれた気分がいたしました。

 それにしても、レイさん、公演の度に新たなジャンルの方々のコラボを通して、ますます進化しています。
そして、そのパワーに巻き込まれた方々が自らの才能を開花して、
又新たな自分を再発見されているのを垣間みて、レイさんは竜か竜巻か?などと思いを巡らせています。
そういう私も5年前、この能楽堂で心打ち震える踊りの経験をさせてもらった一員でした・・・。

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