2007/10/06

中之島公会堂で

大谷玲子さんのヴァイオリン演奏を聴きました。
公会堂のホールの中は、とても音が良く響き、夢見心地でした。
亡き父が若い頃ヴァイオリンを習っていたとかで、
我が家でよくヴァイオリンのレコードを聴いていました。
知らず知らずのうちに、私もヴァイオリンの音が好きになっていたのでしょうか。
父のレコードで良く聞いたタイスの「瞑想曲」がアンコールで演奏されました。

中之島公会堂は大正時代に建てられた赤煉瓦にアーチ状の屋根のネオルネッサンス様式の建物で、
5年前に補強再生された国の重要文化財。
公会堂は北浜の相場師・岩本栄之助氏の100万円の寄付で明治の末期に計画されましたが、
彼は完成を見る前に第1次大戦後の相場の崩れで破産し、自殺したという曰く付きの建物です。
その100万円があれば、彼は死ななくてすんだでしょうに。
とまれ彼の残してくれた公会堂は大阪のシンボルとして、今も美しく気高く秋の空に映えていました。

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